それでいい。
私が両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、 みんなちがって、みんないい。
(金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」)
小学校の時に出会ったこの詩。
少し前に娘の日本語の教科書で再会し、すごく好きだったことを思い出しました。
この頃の女の子達は人と同じが好き。人の真似することも普通で違和感を覚えました。
私は人と違うことが、一番素敵と思い行動していたので、浮いていました^^
そして、ある時からこの詩を嫌いになったことも思い出しました。
出会ってから数年後のことです。金子みすゞさんのこの世の去り方を知ったからです。
今よりかなり幼かった私ですが、どんな事情があるにせよ・・・容認できなかった。
あの頃からかなりの年月が過ぎ、あと2年で半世紀経つこの命です。
でも、容認できなかった私は、容認できない私のままで変わりません。
この仕事をしていると、最後まで本当にがんばって・・・でもこの世を去らざる負えない人達に沢山お会いする機会があります。どんなハンディを背負っても生き続けたい人達。可能性のない中で、一筋の光を追い、生きようとする人達。
諦めと望みと苦しみと喜びの中で、呼吸をやめず、ダメでも前を向こうとする姿。
その人のことは、その人にしか理解できません。
だから、なにも大それたことは言えません。
この詩。本当はまだ好きです。まだ好きでいいか^^
みんなちがって、みんないい。それでいい。
飛べる小鳥は私のやうに、地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、 みんなちがって、みんないい。
(金子みすゞ「私と小鳥と鈴と」)
小学校の時に出会ったこの詩。
少し前に娘の日本語の教科書で再会し、すごく好きだったことを思い出しました。
この頃の女の子達は人と同じが好き。人の真似することも普通で違和感を覚えました。
私は人と違うことが、一番素敵と思い行動していたので、浮いていました^^
そして、ある時からこの詩を嫌いになったことも思い出しました。
出会ってから数年後のことです。金子みすゞさんのこの世の去り方を知ったからです。
今よりかなり幼かった私ですが、どんな事情があるにせよ・・・容認できなかった。
あの頃からかなりの年月が過ぎ、あと2年で半世紀経つこの命です。
でも、容認できなかった私は、容認できない私のままで変わりません。
この仕事をしていると、最後まで本当にがんばって・・・でもこの世を去らざる負えない人達に沢山お会いする機会があります。どんなハンディを背負っても生き続けたい人達。可能性のない中で、一筋の光を追い、生きようとする人達。
諦めと望みと苦しみと喜びの中で、呼吸をやめず、ダメでも前を向こうとする姿。
その人のことは、その人にしか理解できません。
だから、なにも大それたことは言えません。
この詩。本当はまだ好きです。まだ好きでいいか^^
みんなちがって、みんないい。それでいい。