変化の季節

先週、満席の3月のアトリエを無事に終えたのですが、アトリエのわずか3時間の間でも、来た時と帰る時が別人のように、醸し出すエネルギーから、わかりやすく顔の表情まで変わる人がおります。
いいえ、きっと3時間も必要なくて、そのタイミングの時に、必要な一言なり、必要な力に触れれば、数秒でも人は別人のように変化できるのだろうな、と思います。

レイキを教える立場を通じて、多くの人の変容を見てきました。
セッションや伝授を受けに来る人の中には、限界になるまで動き出せず、やっとの思いで扉をたたき、初めて会いに来てくださいます。
正直、もうお会いしたくないな・・・と思ってしまう人もいました。
しかし、私が心の奥底で、こんな失礼なことを思っているのに、レイキの光の中に、おそらく一筋の希望の光を見て、また会いに来てくださるのです。

そしてお会いしているうちに、セッションを受けるにとどまらず、伝授も受け、上へ上へと段階を上げて、レイキと共に生活することが日常の当たり前になってゆきます。
もうそうなった時には、本当に心地よい人。
まず最初に起こる変容を、一番の底、闇からの脱出を終えています。
気づくと、いつでもお会いしたい人、お会いするのが楽しみな人になられているのです。
おかげさまで、私の伝授中のおしゃべりも止まらず、時間との戦いを強いられることも（笑）

私は、春を、変容しやすい季節と感じています。
変化の時を、スムーズに迎えること、というか受け入れることができる時期。
この季節独特の気に乗って、本来の自分を取り戻しませんか？
変容は今の自分を否定するのではなく、それを受け入れ、そしてその状態からより良い状態へと変わってゆく素晴らしい過程をたどるものなのです。